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兵庫県篠山市　A様邸　古民家再生リフォーム

長い会社生活を終えたら、主人の大好きな畑仕事が出来て自然と共に暮らしたい、

そんな夢を抱いて十数年あちこち見て周り落ち着いた先は、古民家のある篠山でした。

初めて見た家は柱が、とてつもなく大きく、いっぺんに主人が気に入ったものの、

家の中はドロドロ・・・・。どうしよう？こんな汚い家と、ショックでした。しかし、

社長の加藤さん始めメンバーの方々の、かゆい所に手が届くと言ったきめ細かい

心配りのリフォームで、満足！！満足！！

こんなきれいになるものかと、大喜び！！

引越して約１ヶ月半カエルの声、ホタルの飛びかう夜、ウグイスの声で目覚める幸せ。

本当にありがとうございました。　そして主人に感謝です。


兵庫県篠山市　A様邸　古民家再生リフォーム




リフォーム概要


工事
請負金額		 ・約1700万円
工事期間 ・約2ヶ月
リフォーム
工事内容		 ・解体工事・キッチン・洗面所・トイレ、・リビング・フローリング張替・和室

築年数
　　　　　　　　　　　		 ・約70年
家族構成 ・夫婦
間取り ・4LDK　
専有面積 ・156.43㎡

ゆいまーるclubとA様の出会い


 

私たちとA様との出会いは、ゆいまーるClub代表　加藤の友人の紹介でした。

厳密に言うと、友人の義父母様で兵庫県篠山市で古民家を購入したので

相談に乗って欲しいと依頼があり、快く請けさせて戴きました。A夫妻様は以前からの夢で、

勤めをリタイアした後は田舎でゆっくり暮らしたいと計画されてて、あれこれ5年間も、

あらゆる売り出し中の不動産を見て回って辿り着いた運命の古民家でした。

だから私達もA夫妻様の深い想いを感じ俄然気合が入りました。


リフォーム中の様子
   

既存の状態から丁寧に解体工事が進み壁の下地造りや

床の補強工事を行なっているところです。
ここは旧和室・・・。

しっかりと強床材で床を補強して900角に穴を開けたところです。

何の開口でしょうか・・・。
   

和室から天井を覗いたところです。

小屋組みが現代建築とは全く違う、ぶっとい梁や

母屋から構成されていました。

確か元庄屋さんの家だったとか・・・。
ここも和室の床補強中の光景です。

よく見てみてください。

この場所だけ天井が低いですよね。

実はこの上に隠し倉庫兼蔵があります。

玄関から土間を通り家の中に入ってくるホール廊下です。

右手側が和室で明るい左手側が中庭です。
和室造作中にお施主様Ａお母さんとその娘さんお孫さんと

打ち合わせをしているところです。
 

どうですか・・・この空間。堂々としてますよね、平屋でありながらこの天井高！

脚立の先には昔、弓矢などを隠していた蔵がこっそりと存在していました。



リフォーム後の様子



先ほどの、玄関から土間を通って家へ上がるホールです。

ホールの先には暖炉と見える上框は解体時に出た

古材を大工さんが丁寧に加工し再利用しました。

実はＡ夫妻様が一番感動した箇所です。
広～い洗面所です。

シンプルですが木製のカウンターに陶器の角ボウルを設置し

スタイリッシュに仕上げました。


キッチンスペースです。

濃いめの色のフローリングにホワイトのシステムキッチンが映え

独立型レンジフードもこの空間に溶け込んでいます。
構造上どうしても取れない柱や梁を上手く磨き

塗装し意匠として復活させました。

天井の高い空間や照明の演出で何とも言えない空間です・・・。

先ほどの900角の開口は見ての通り囲炉裏になりました。

そして畳からフローリングへ・・・。

お酒の好きなＡお父さんのほっこり顔が浮びます。
いっぱい孫達が来ても走り回れる様にと畳の部屋

いわゆる和室も24畳造りました。

ちょっとした宴会からご宿泊まで出来る旅館感覚です。
   




リフォームを担当した加藤より


  今回の増改築工事～リノベーション工事は正直、我々がスキルアップす

るのに自信のついた現場となりました。Ａ夫妻様の愛情の中で良い工事が

出来たと自負致しております。心よりありがとうございました。

Ａ夫妻から後日、竣工パーティーに招かれそこで聞かせてもらった秘話が

あります。Ａ夫妻曰く、当初友人と紹介された我々若いスタッフ（Ａ様から見

て・・）が果たしてこのような古民家を扱えるのかと心配していたそうです。

すると工事が進むにつれて我々をはじめ職人さん達の技量や人柄を高く

評価して戴き、仕舞いにはＡ様の創造を超えた空間になったと深く感謝して

もらいました。お客様は自分の想像を超えた時、そこに感動や感激、さらに

は深い感謝、信用が生まれると認識できた現場でした。

改めてＡ夫妻様には心より感謝致します。
 


最後までお読み頂きありがとうございました。


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