新築現場報告:土台敷
新築の現場報告です。
八尾市のM様邸。7人の大家族のお住まいです。
基礎の養生期間が終わりましたので、上棟に向けて大工さんが乗り入れします。
まずは建物の基盤となる「土台」を組みます。
基礎の上に「基礎パッキン」という通気のための材料(コンクリートの上にある黒い部材です)を敷き、その上に土台を設置していきます。
これは基礎と土台が直接触れないようにするのと、基礎の中に十分な通気が行われるようにするためです。
このようにきれいに丁寧に配置していき、アンカーボルトと緊結していきます。
並べる場所はプレカット図に記載された記号(右下の「に7」というのがそれです)通りに配置して組んでいきます。
基礎の立ち上がりがないところは、鋼製の束で下から支えます。
昔はこういう材料も木だったので、この木が痩せたり腐ったりすると床が下がって、床鳴りの原因になっていました。
鋼製束でも起きなくはないですが、確率は格段に下がりますし万一の時にも調整がしやすくなりました。
土台が敷き終わったら、前面に断熱材を敷き詰めていきます。
これで床下からの冷気を遮断するわけです。
いよいよこの後は棟上げ(上棟)です。
いつも丁寧な施工をありがとうございます。