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新たな自然素材を探していきます!②壁紙のはなし

こんにちは、自称3級建築士の田邉です!!(そのような資格はございません)

 

先ほど(執筆時)工事中のマンションリフォームの現場に行ってきました。

 

主に内装をやり替える工事で、細かく仕切られた間取りを壁を撤去して開放的にして、珪藻土と紙クロスを様々に使い分けて仕上げていきます。

 

お昼前の一番暑い時間帯でしたが、玄関を開けた瞬間に覚悟していたのと違う感覚を覚えました。

 

「涼しいな・・・」

 

ちょうど先週末に珪藻土を塗り終わっていて、乾燥のために少しだけ窓を開けて空気を流していたのでしたが、室内はさらっとしていて全く熱気を感じませんでした。

 

珪藻土により湿度が低く抑えられていたためだと思います。

 

こんなに効果があるんだなと感心しました。

 

 

さて今回は同じ仕上げ材のお話をします。

 

タイトルにあるように新しい壁紙の話です。

 

「壁紙?ああ、クロスね!?」という反応ありがとうございます。

 

いえいえただの壁紙ではございません。とても特殊な壁紙です。

 

それは『塗る壁紙』です!!

 

クロスといえば「貼る」ですよね。

 

でも今回見つけたのは「塗る」なのです!!

 

それは『シルクプラスター』という商品です。

 

 

一見珪藻土のような塗り壁の表情ですが、商品としては「リキッドウォールペーパー」というもので、素材は当社の断熱材にも使われているセルロースです。

 

これに水を混ぜてネタをつくり一晩寝かせて、専用のプライマーの上から一度塗りするだけ。

 

代理店さんのHPを引用しますと

 

すべて天然抽出物だけを使用。ホコリがつきにくい帯電防止効果もあり、

無臭で低刺激性なので子ども部屋はもちろん、幼稚園や保育園施設などにも最適です。

 

VOC(揮発性有機化合物)フリーで、ヨーロッパ最高ランクを獲得。

火災の際にも、有害なガスの排出は起こりません。

防音性、遮熱性、色持ちにも優れた環境にやさしい天然リキッドウォールペーパーです。

 

ということです。

 

海外では住まいのメンテナンスは家人が自分でやることが多く、このような施工の優しい素材がまだまだあるのだとか。

 

珪藻土のざらついた感じではなく、紙クロスのようなツルツルした感じもなく、フェルトを壁に張ったような肌触りで部屋の雰囲気も柔らかくなりそうです。

 

価格面では珪藻土や漆喰より安く、紙クロスより少し高い価格帯かと思います。

 

珪藻土の約1/2くらいのコストでできそうなので、自然素材の選択肢が増えた気がします。

 

 

 

まだ当社では施工したことはありませんが、これからのお客様にご紹介してみようと思います。

 

もし興味を持っていただいた方は、田邉までお問合せください。

 

もっと詳しく見てみたい方は、こちらの代理店さんのサイトをご覧ください。

 

また新しい素材を探してまいります!!

この記事を書いたスタッフ

【ライフスタイルプロデューサー】 お客様の想いをカタチにする人 田邉 寛正 hiromasa_tanabe

宅地建物取引士/JSHI 公認ホームインスペクター/電磁波測定士/(自称)三級建築士

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