無垢フローリングのアカシアの特徴は?メリットとデメリットについて紹介
みなさんは無垢フローリングの一種である、アカシアフローリングをご存じでしょうか?
最近、特に海外ではよく名前を聞くようになりました。
まだ日本ではあまりなじみのない言葉ではありますが、徐々に浸透しつつあるフローリングの種類です。
今回はそんなアカシアフローリングについてメリットやデメリットを含め、ご紹介していこうと思います。
アカシアの特徴は?
まず、アカシア自体についてお話していきます。
アカシアは過去、アメリカの西部開拓時代にも活躍した木材であり、硬い一方でしなやかであるため非常に使い勝手が良いことが特徴であることが知られています。
また、シロアリにも強く、屋外でも腐りにくいため、建物だけではなく馬車などにも使用されていました。
アカシアはウォールナットの代役?
アカシアはマメ科、アカシア属という科目となります。
そして同じくマメ科にアメリカン・ブラック・ウォールナットという高級な雰囲気を持たせることが可能な木材があるため、しばしば塗料を工夫してアメリカン・ブラック・ウォールナットの代わりに用いられるケースもアカシアにはあります。
アカシアフローリングのメリット
では、そんなアカシアですがアカシアフローリングのメリットとはいったいどのようなものなのでしょうか?
まずは硬いため傷がつきづらいというメリットが挙げられます。
さらに、特徴的な深い黒褐色な見た目をしており、色が比較的均一ではないためフローリングとして使用することでワイルドな印象を与えることができるのもアカシア独特の強味といえるでしょう。
日焼けをしたとしてもまたそれはそれで味ととらえることもできるため、比較的メンテナンスの回数が少ない部類です。
アカシアフローリングのデメリット
では反対に、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
全体的に扱いやすくバランスのいい木材ですが、よく上げられるデメリットとしてはアカシアフローリングは冷たいというデメリットがあります。
硬い反面熱が逃げやすく、表面が冷たくなりがちです。
アカシアフローリングのメンテナンス方法
ここまでアカシアフローリングの特徴やメリット、デメリットについて見てきました。
では、アカシアフローリングはどのようにしてメンテナンスを行えばいいのかについて見ていきましょう。
アカシアフローリングのメンテナンスは、その仕上げ方法について浸透性の塗料、造膜型の塗料、無塗装に分かれます。
今回はよく用いられ浸透性の塗料についてご紹介していきます。
こちらは、基本的に乾いたフロアワイパーや雑巾でホコリ、汚れをしっかり取ったあとに表面に塗膜が残らないタイプの塗料を施し手入れを行います。
およそ1~2年に一度はオイルによる塗装を行う必要があります。
アカシアフローリングの価格
次に、アカシアフローリングの価格についても見ていきましょう。
アカシアフローリングは一般的に一坪あたり約9,900~18,000円となっています。
前述したように、世界三大銘木であるブラックウォールナットは一坪あたり約25,000円~50,000円という価格帯のため、アカシアフローリングがよく代用されるわけです。
アカシアフローリングがオススメな環境
アカシアフローリングは「ワイルド」や「荒っぽい」印象を持たせながらもおしゃれにそれらを実現したい方にとって最適な木材であるといえます。
また、ブラックウォールナットを使用しようとしていた方も今回を気に一度アカシアにご興味持っていただくのもいいのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アカシアフローリングについてご紹介してみました。
当社ではアカシア以外にもさまざまな木材について取り扱っているため、ご興味ございましたらぜひ一度お気軽にご相談ください。