material・こだわりの素材

大事な素材のおはなし(塗壁編)

皆さんこんにちはゆいまーるClubの加藤です。

本日も当社が大事にしている素材のお話しをしたいと思います。⇨フロア編はこちら

大事な素材のおはなし塗り壁編

本日は自然素材の塗り壁について。

塗り壁には漆喰、珪藻土、その他の多数の塗り壁があります。

当社がスタンダードとして使用している塗り壁材は高い調湿機能を持つメソポア珪藻土です。(この高い調湿作用は暮らしの快適さに大きな影響を与えています。)

素材の大事なお話珪藻土

人が最も過ごしやすい室内の湿度は40-60%台と言われています。

このメソポア珪藻土は顕微鏡で観ると2-50nm(ナノメーター)
(1nm=1/100万mm)の細孔があり、この大きさが快適な空間づくりに影響を与えています。室内の湿度が40%以下になれば自らが持っている水分を放出し、70%を超えてくると吸湿に働きます。

室内の湿度が70%を超えるとカビやダニが発生しやすくなると言われていますので、このメソポア珪藻土で仕上げられた室内でカビやダニが発生したという事は当社の過去の事例ではほぼございません。

自然素材の壁材

また、このメソポア珪藻土のその他の特徴として
①暑さ、寒さを和らげ省エネ効果大。
②室内の嫌な匂いを抑える。
③遠赤外線効果で新陳代謝が向上。
④燃えにくい、有毒ガスが出ない。
⑤自然由来だから安全、安心。
⑥室内干しの洗濯物が良く乾く。

 

逆にデメリットととしては
①硬いものがあたるとキズがつく。
②クロスに比べると微細なクラックが出やすい。
③鏝で仕上げるためパターンや色は必ずしも均一ではない。

 

メソポア珪藻土の原料は植物性プランクトンの化石が主原料でその他色彩調整に白土という火山灰ひび割れ防止材に木質繊維(古紙、セルロースファイバー)、接着剤として大豆、とうもろこし、でんぷんを使った100%自然素材になります。

珪藻土

最後に皆さんはミスナールの公式をご存知でしょうか?
室内の温度と湿度の相関関係からくる体感温度の事を示しますが、

例えば夏のビニールクロスのお部屋の場合、室温27℃、湿度85%の室内の体感温度は27.4℃となります。一方、同じ夏でもメソポア珪藻土の室内は高い調湿作用が効きますので室内27℃、湿度55%となり室内の体感温度は24.9℃となります。その結果エアコンによる電気代の削減、CO2排出量の削減にもなり省エネ、エコ暮らしに繋がります。

 

前回のブログで無垢フロアのお話をしましたが、今回のメソポア珪藻土との組み合わせで仕上がったお家に暮らすOBさんにアンケートを取ると
①よく寝れるようになった。
②眠りが深くなった。
③ベタベタとした汗をかかなくなった。

など快適性を表す回答が多いと感じました。

今回のブログが参考になり、ご興味を持ちましたら是非当社までご連絡ください。
東大阪市玉串町西の現場の内見をご案内致します。

東大阪市玉串町西の分譲住宅

この記事を書いたスタッフ

代表取締役社長 加藤 栄 Sakae Kato

宅地建物取引士 / 住宅ローンアドバイザー / 電磁波測定士 / 健康な暮らしアドバイザー

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