pelletstove・ペレットストーブ

ペレットストーブとは?普通のストーブとの違いを解説

ペレットストーブ

インテリアや環境に優しいということで注目を集めるペレットストーブですが、実際に買うとなるとわからないことも多いと思います。今回はペレットストーブの特徴と普通のストーブとの違いを解説します。

ペレットストーブとは

ペレットストーブは、木片を砕いたチップ(ペレット)を燃焼させることで暖をとるストーブです。ペレットストーブには温風型と輻射熱型がありどちらも遠赤外線を発し、その効果で身体の芯から優しく暖まるのが特徴です

また、火を見ることができるので気持ちが和らいだり、落ち着いたりするのも人気の一つかもしれません。

電気ストーブ、燃料ストーブとの違い

従来の電気ストーブや燃料ストーブは家の中がとても乾燥しますが、ペレットストーブは乾燥を和らげてくれます。

家の壁や家具なども暖まるため、ペレットストーブを停止してもしばらくの間は暖かさが残ります。体の芯から温まるのはメリットです。

ペレットストーブの使い方

ペレットストーブの使用にあたっては、製品に付属する取扱説明書をよく読み、安全に注意して使用してください。

適切な操作とメンテナンスにより、快適で暖かい室内環境を得ることができます。

使用する際の、主な手順を説明します。

ストーブの燃料タンクに木質ペレットを補充します。

ストーブの電源を入れ、点火ボタンを押します。

数分で火が点灯します。

タイマー機能がついているモデルでは、事前にタイマーをセットしておくことでセットした時間に点火します。

ペレット量調節ダイヤルや吸気レバーを操作して、お好みの火力に調節します。

使用後は、灰が溜まるため、清掃が必要です。

ペレットストーブは、長期間安全に使用するために、定期的なメンテナンスが重要です。

ペレットストーブの設置場所

ペレットストーブの設置場所は、安全性と暖房効率を考慮して慎重に選ぶ必要があります。

まず、ストーブから可燃物までの安全距離を確保し、火災リスクを最小限に抑えます。

通常、壁や家具などの可燃物とは少なくとも1メートル以上の距離を空けることが推奨されます。

また、ストーブの周囲には十分な空間を確保し、空気の流れを妨げないようにします。

設置する部屋は、家族が日常的に集まるリビングルームなど、暖房効果を最大限に利用したい場所が適しています。

また、ペレットストーブは煙突を必要とするため、煙突の設置が可能な場所を選ぶ必要があります。

そして、ストーブの操作がしやすく、定期的なメンテナンスや清掃が行いやすい場所を選ぶことが重要です。

ペレットストーブの気を付けるべきポイント

ペレットストーブの気を付けるべき点ですが、まずは煙突と煙です。
家の外壁から煙突が突出させる必要があるため、スペースの確保と少量ながら煙がでるため、近隣住民への配慮が必要です。

設置場所も防災の観点から壁から一定の間隔をあける必要があるので、注意が必要です。

またペレットの燃えカスを処理する必要もあり、掃除の手間が必要となるため、一般的な電気ストーブ等より手間が掛かる点があります。
またシーズン終わりには、煙突の掃除等のメンテナンスを行う必要があります。

日本国内のペレットストーブについて

日本国内におけるペレットストーブ製造の歴史は浅く、1990年台後半からと言われています。

国内ペレットストーブは日本の住宅に適したデザイン、サイズ、機能を追求しており、特に機能面では地震時の緊急停止機能のように日本ならではの機能も開発されています。

海外のペレットストーブについて

海外製品のペレットストーブは1950年代から北欧をはじめとしたヨーロッパなどで普及しており、先進的で革新的な製品がそろっています。厳格な統一規格に基づいて製造されているため、安全面でも機能面でも非常に優れています。

デザイン面では国内メーカーに比べて華があると言いますか、非常に美しくお洒落な製品が多いですね。

ペレットストーブの価格

ペレットストーブ本体の価格は、安価な物であれば20~30万円が相場です。
ただしデザイン性の高いもの等は70~100万円ほどするため、予算と相談しながら決めましょう。
排気筒設置などの工事費用については、10~30万円位が相場です。

リフォーム時に必要な費用の総額は、30~60万円程度と考えておきましょう。

ペレットストーブが買える場所

ペレットストーブは国内製品、海外製品問わず、メーカーサイトから問い合わせをしたり、
工務店やリフォーム会社に相談するのが主となっています。

ご自身での検討がご不安の方は、リフォーム時等にお世話になったリフォーム会社に相談するのが良いでしょう。

まとめ

おしゃれなペレットストーブですが、なかなか個人で取り付けている家庭も少なく、購入しようにも情報がなかなか得られないということも多いと思います。今回のコラムでペレットストーブの魅力が少しでも伝わってもらえたらと思います。

弊社では、多数のお客様にペレットストーブを導入させて頂いております。
今回は一部ですが、ペレットストーブの導入事例を紹介させて頂きます。

 

事例①   事例②   事例③

 

弊社ゆいまーるでもペレットストーブの取り扱いをしていますので、気になった方は一度ご相談ください。

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